弱い味方と連続して組まされる…なんてことは幻想かもしれない
ガチマッチをプレイしていると、それほど調子が悪くもないのに連敗をしてしまうことがある
あまり強くない味方と連続してチームを組まされて、連敗していると感じる人もいるだろう
その現象をスプラトゥーンのコミュニティでは「連敗マッチング」と呼び、広く信じている人がいるようだ
そこで連敗マッチングが存在すると思うかどうかを、Twitterでアンケートを取ってみた
実に60%以上が意図的な連敗マッチングが存在すると言っているのだ
これはもう連敗マッチングが市民権を得ているといってもいいだろう
しかし、このアンケートを取り巻く議論の中で、ヘンシュウチョウは1つの言葉を知ることになる
それは「クラスター錯覚」だ
連敗マッチングが何を指しているか(ただの偶然のことなのか、あるいはそれ以上の何かなのか)分からないのですが、「クラスター錯覚」で検索すると勝敗はたとえランダムでも意外に偏るんだなって納得がいきます https://t.co/jCyovvjUzA
— うぉーり@YDDC (@wall_y_e_) June 30, 2019
※うぉーりさん、ありがとうございます!
次の項目からこのクラスター錯覚について紐解いてみようと思う
クラスター錯覚はガチマッチに当てはまるのか?
まずこのクラスター錯覚とは何なのかを見ておこう
要はランダムなものを、一時的な偏りによりランダムではないと錯覚することである
ガチマッチに当てはめると
味方チームと相手チームの実力がある程度拮抗しているにもかかわらず、一時的な勝敗の偏りによって連敗マッチングがあると錯覚すること
と言えるだろう
もし勝率がピッタリ50%の状態で1000試合行ったら、どれだけの連敗が出現するのか?
相手と味方の実力が拮抗している状態、要は両チームの勝率が50%の状態で1000試合行うと、どれほどの連敗や連勝が自然に発生するのだろうか
今回はMicrosoftのエクセルにある「RANDBETWEEN」という関数を用いて、1000試合のシミュレートを行ってみた
※RANDBETWEENは指定した2個以上の要素をランダムで返す関数
1を勝利、2を敗北とし、このように結果が連続したところを数字で抽出するようにした
そして1000試合の連勝数と連敗数を整理してものがコチラ↓
※結果は画像よりも下にずっと続いている
完全にランダムな1000試合で
- 8連勝2回、7連勝3回、6連勝5回
- 10連敗1回、9連敗1回、8連敗1回、7連敗3回、6連敗6回
となった
これほど多くの試合を行うと、勝率が50%という条件なら自然にこれだけの連勝と連敗が発生するのだ
数多くガチマッチに潜っているのであれば、この程度の偏りが出現するのは当然と言える
この偏りを「連敗マッチング」と錯覚することも、十分にあるのではないだろうか
それで、連敗マッチングは存在するの?
今回、ランダム抽選を用いて調査を行ってみた結果、ヘンシュウチョウは
「意図的な連敗マッチングは存在しないのでは?」
という結論に至った
もし連続して調子の悪い味方と組まされるマッチングがあるとしても、この偶然性の勝敗の連続がある限り、それを見分けるのは不可能に近いだろう
コメント
もっともらしく語ってるけど懲罰マッチングはあるに決まってんだろ
何のために武器が光るんだよ。武器が光る相手は同数になるように調整されてるんだよ。