サーマルインクがなぜ絶滅危惧種なのかを徹底解説!
メインウェポンで相手を攻撃すると、その相手が壁越しに数秒間シルエットで表示される効果がある「サーマルインク」。便利そうな効果だが、ガチマッチにてこのギアを付けているプレイヤーはほとんどいない
今回、なぜサーマルインクを採用する人がいないのかを徹底解説する。ギア関連の知識を強化しておきたい人は、ぜひとも参考にしていただきたい
初めに…サーマルインクの詳しい性能
サーマルインクのギアを付けている状態でメインウェポンの攻撃を当てると、数秒の間相手の姿が壁越しに表示されるようになる。相手に近づきすぎるとシルエット表示が消えてしまうので注意が必要だ
ギアはフクのメイン1個固定となる。採用する基準としては「メイン1個を潰してでも採用する価値があるか」という観点になることを覚えておこう
弱い理由① 効果が得られる地形が限られる
サーマルインクの効果が得られるタイミングは、当然ながら相手が壁裏に隠れているときだ。実際にサーマルインクを使ってみると、メインで攻撃を当てた後に相手が壁裏にいるというシチュエーションがほとんどないことに気づくと思う
その原因として上の画像のような開けた場所ではそもそも壁が少なく、相手が壁裏にいるという状態すら生まれにくいからだ。サーマルインクの効果を十分に活かせるステージは、全ステージ探しても数えるほどしかないだろう
弱い理由② 相手がイカ状態になるとシルエットが表示されない
▲センサーとはワケが違う…
もしあなたが壁裏で相手の攻撃を受けてしまったとき、どのような行動をとるだろうか。私ならインクに潜って体力を回復しようとするだろう
サーマルインクはヒト状態でのみシルエットが表示されるので、インクに潜られてしまうと意味がなくなってしまう。相手の取りたい行動とサーマルインクの効果が相反していることで、サーマルインクの良さがなくなってしまっているのだ
弱い理由③ 相手の姿が見えたところで追撃が当てにくい
サーマルインクの効果が活きる地形かつ、相手が運よくヒト状態でいてくれていたとしよう。その場合相手の姿がシルエットで表示されるが、壁裏の相手に攻撃を当てるのは非常に難しい
シューターやスピナーなどの直線的にインクが発射されるブキの場合、壁の上から曲射で相手を攻撃しないといけない。曲射は射程をぴったり合わせないといけないので、かなり難易度が高いだろう
離れた位置の壁裏への攻撃が得意なエクスプロッシャーやクイックボムなどがあれば、なんとか攻撃を当てることができる。しかし、その機会が1試合に何度あるかは…自分の目で確かめてほしい
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